このページに記載されている内容は管理人の独断に基づくものであり、
まして、かのような考え方への賛同を求めるものではありません。
しかも、時々妄想が混じってたりします。記載事項は事実ではないかもよ。
そこのところを誤解なきように。

また、いつのまにか過去の内容が付加されたり、あまつさえ変更されたりするかもしれません。
ましてや記載内容は真実でないかもよ。これはフィクションである可能性があります。
そこら辺に関する苦情お問い合わせはいっさいお断り。


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7月31日(水) 【販売終了】

ブロに給油をしているスタンドが、今月末で「プレミアム軽油」の販売を中止する…ってことを先日そのスタンドから聞いていた。
ちなみに、数年前までは自宅から1kmくらいの別のスタンドでプレミアム軽油を入れていたんだが、そこの販売終了に伴い、現スタンドに鞍替えしたわけだが。
(ちなみに現スタンドは自宅から4kmほどの所にある。給油往復だけで8km走るという無駄! とはいえ、近くに用事はちょくちょくあるので、その折りに「通りすがり給油」をしていたわけだが。)

で、現スタンドだが、やはりプレミアム軽油の絶対的な販売量不足に伴い、系列会社すべて(ENEOSという意味ではなく、そのスタンド=販売会社系列すべて)でプレミアム軽油の販売を中止するとのこと。

まぁ、仕方ないわなぁ。

ちなみに、そのスタンドで1ヶ月当たり、プレ軽の販売量は1キロリットル行くか行かないか、程度だとのこと。
アタシが大体200リットル行くか行かないか、だから、アタシと同程度の客が居るとして、アタシ含めて5人か…商売にならんわな。

教えてもらいついでに、あんまり聞いちゃいけないことを聞いてみると、ノーマルの軽油は月に40〜50キロリットル程度を売り上げているそうだから、それと比べたって、まあ、プレ軽は知れてるわなぁ。

仕方ない、別スタンドに行くかぁ。
(同様に4km程度の所にもう一軒プレミアム扱いのあるスタンドはあるのだが、そっちの近くには「用」が無いので、ホントに「給油するため」だけに走ることになってしまう)

ちなみにプレミアムですが、
・清浄剤が入っている→インジェクタが汚れない?

・セタン価が高い
  →燃焼速度が速い→進角を遅らせられる→パワー的に有利(っつーか元々パワーの無いエンジンなので、相対的に軽く回る)
  →燃焼速度が速い→高速回転時に不完全燃焼を興しにくい→カーボン出にくい

あたりが体感できる差か。リッター10円位高いんだけれど、ま、費用対効果としてはいいトコロじゃないかなぁ?


帰宅後、昨日のカメを裏庭に埋める。ふと思って測ってみたら、甲長20cmだった。


7月30日(火) 【AV・オン・デマンド / 死亡】

モバHO!が会員募集中止&事業中止決定との

ちなみに、どんだけソースが多かろうがなんだろうが、個々のユーザにとっては「聞きたい時に、聞きたいモノが聞ける」が最大の欲求な気が。
つーか管理人はそうです。特にアタシのような偏った趣味をしているモノにとっては、如何にヘンな曲のストックがあって、それが聞きたいときに聞けるかってのが勝負。
だから管理人はたとえば、「移動中にFMを聞く」とかって習性が全くないです。オーディオにせよ、ビジュアルにせよ、オンデマンドでないと嫌。
現に、管理人のカーステのラジオプリセットには、外部入力代わりの各種トランスミッターの周波数しかメモリされておりませぬ。あっはっは。
(もちろん、一方的に送られてくる「放送」を、お任せで聞きたいっていう希望があることも理解できるし承知している)

結構、カー用品店なんかで積極的に勧誘してましたけど、よって管理人はとうぜん契約なんぞしておりません。

えー、閑話休題。いや、まあ、「放送中止」は良いさ。やむをえんだろう。
が、上記報道によると『ワンセグ放送にも対応した車載端末「MBR0221」などはワンセグ視聴にもモバHO!との契約が必要だったため、モバHO! 終了に伴い、ワンセグ視聴もできなくなる予定』とのこと。

これなんかは、ある意味計画倒産くさいというか、インチキっぽいというか…。

「事業の継続が困難になったため、少なくとも購入していただいたハードウェアに付随する、契約用に意図して実装した「機能制限する機能」は全て撤廃します」っていうのが義を通したスタイルのような気がするが。
いやなに、こんな難しい言葉を使わんでも良い。
「買ったもんくらい、販売側でメンテしきれなくなったんならユーザーに好きに使わせろよ」ってことですな。(たぶんちゃんと契約時約款で多分抑えてあるんだろうけどさ、どうせ。)

近い事例では、「シェアウェアで開発してたんだけど、手に負えなくなっちゃった」ってあたりでしょうかねぇ。
個人の開発者でも、猫まねきとかJupiter5とか、大変誠意のある「終演」だと思うんですけどねぇ。

… … … … … … … … … … … … … … … … … … 

ペットで買っていたミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)が死んでしまいました。
中学生の頃、2匹を小亀で買ったのですが、もともと体調は良くなかったらしく、片方は1年程度で死んでしまいました。
もう一匹は今まで20年程生きてくれました。
が、ここしばらくは体調が良くなかったらしく、辛そうにしてましたが、いよいよダメだったようです。

ミドリガメの寿命は文献によって20〜40年程度と大きく開いているので(かつ、管理人は専門家ではないので)確たるコトは言えませんが、もう少し生きられる命だったのかな、という気はします。
試しに測ってみたら、甲長で20cm。

若かりし頃の管理人が何を思って「亀を飼いたい」なんて言い出したのかは全然記憶にないのですが、少なくとも、今日まで生きた方の個体はニンゲンの個体識別ができたようです。
例えば、家族の中でも、管理人とそれ以外の人を明確に区別していました。視覚で区別できるのかな??
外に放したりすると、ちゃんと管理人の所に寄ってきて、管理人の陰に隠れたりしてやんの。

で、ここしばらく体調は良くなかったのですが、今日帰宅したら、いつものように(とはいえ辛そうな顔で)水槽の中から「お、帰ってきたね」とこっちを見ていたので、その時点では生きていたんだな。
そのあとしばら〜く見ていたんだが、元来あまり動かないんでねぇ。(今考えると、この時点で既に事切れていたのではなかろうか)
んで、別件で1時間ほど外出して帰ってきたら、死んでしまっていました。出かけたときの姿勢のままで。

最大限希望的な観測として、日中「お留守番」をしていたヤツが、帰宅したアタシの顔を見て、
「あ、今日も帰ってきたな。うん、最後にアイツに「お帰り」もしてやったし、そろそろ、死んでもいいかな…」的な
「わたし、がんばったよね…。もう、ゴールしても、いいよね。」という最期だった、と信じたい。

飼育については、世話とか含めてベストの環境を整えてやれていた、なんてことは間違っても言えません。
が、ヤツはそれに文句を言うことも無く、また「文句を言う」なんてことも知らず、ひたすら飼い主である管理人には懐いてくれていました。
責任を果たさない飼い主を恨む、なんていう考えはこれっぽっちも起こさないらしい。

20年間飼ってきた中で、わかったことがひとつ。少なくとも、管理人は他の生命を維持管理するような責任を果たせる人間ではない、と。
(…たぶん、今後管理人が何かを飼う、ってことは、無いんじゃないかなぁ。)


そのことを、ヤツは20年かけて教えてくれたのかもしれません。


7月29日(火) 【続・けんしゅー】

なんだか、今年は受けなきゃならん研修の当たり年。ちなみに来年も。…って書き出しは前回と同じ。

というわけで、15日に引き続き、またまた研修に出かける(でかけさせられる)。
ちなみに、今回はA4相当で80ページでした。おお少ない。

久々に、ブロで高速道路走行。

バスや箱トラックの後ろに付いて、スリップストリームで燃費を稼ぐワケだが(冷却風不足によるオーバーヒートにはご注意!)、箱トラックは結構一定の速度でダラーっと流しているので付いて行きやすいが、バスはガンガン飛ばす(ピーク120km/h)、かつガンガン追い越しをしていく、かつ、速度ムラが激しいのでどうもスリップに入りにくい。つーかほとんど無理。だいたい何より燃料節約にならん。

まあ、他人様の会社のことだから別にいいんだけど、あんな運転してちゃさぞかし燃費も悪かろうに。

とかなんとか言いつつ、「先導」してもらうクルマをよーく選んでペース調整をした結果、帰りの高速出口ICを通過したのは17:04。ETC通勤割引にドンピシャ。うっひゃっひゃ。
(ちなみに往路は考えるまでもなく通勤割引時間帯なのです)


7月23日(水) 【駐停車禁止】

なんだか知らんが、北広島市内某所にて、ランクルを止めて番かけ(あるいは検挙?)しているクラウンパンダ。

間違いなく、リアオーバーハングが横断歩道上。


モザイクの2名は単なる通行人。クラウンのハザード点灯(=停車中)が確認できる

交差点の側端から5m、横断歩道の側端から前後5mは道路交通法により駐停車禁止。

駐車禁止除外指定車(パトカーが該当するのか知らんが)であっても、法定駐停車禁止場所であれば除外はされないので、同所にての駐車・停車は不可。

(それとも、北海道条例か北広島市条例で、パトカーに関する除外規定でもあるのだろうか…?)

近い例は、この辺とかこの辺とか?


7月21日(月・海の日) 【検証終了】

先日から泥沼にはまっていたサンドブラストの件、おおよそカタが付いた。
いわゆる「ガラスエッチング」をしたかった、というのは前回書いたとおり。
(「いわゆる」が付くのは、薬品による正真正銘のエッチングではなく、ブラストによるインチキな似非エッチングだから。)

先日は、「エメリーの#80にせよ、ガラスビーズの#100にせよ、以前イジらせてもらった時のメディアと比べると、切削量も少なすぎ、かつ表面も粗すぎる。なんでだ???」というところまでで終了。

で、メディアを色々変更した結果、吸い上げ式ガン+7キロ・25リッターの100Vコンプレッサーで十分な結果が得られたので、これで良しとする。

…っていうオチはだいたい世間様にゴロゴロしているようで、「いろいろメディア試したけど、軒並みダメで、最後にようやっと上手く行きました」みたいな何の役にも立たない情報を載っけてるサイトがたくさんある。結局、「最後に上手く行ったメディアは何なのか」ってことが書いてないのよ。しかも敢えて書いてないっぽいな。特に、セミプロ、っていうか、ブラスト1機で趣味兼お仕事みたいので小銭稼ぎをしているようなところ。

結局、自分で苦労して達した「結論」は誰にも教えたくないってコトか。ま、それはそれでいい。苦労して自分で探すのも一つの道ですから。

が、なら、「俺は上手く行ったもんね〜」っていうイヤミったらしい情報もwebに上げる必要はないだろうよ。
(その後ろに「でもおまえらには教えてやらんもんねー」というオーラを感じるわけだが)
人類は先達の知恵を拝借して進化してきたんだから。

というわけで、アタシは結論を公開しちゃいますよ。
さて、アストロで1万円チョイの吸い上げガン付きキャビネット+ホームセンターで1万円チョイの7キロ25リッターコンプレッサーで使ってみたところ…っていう前提で、
・白色アルミナの#220、ガラスエッチングはこれで十分削れる。某巨大オークションで10kg5000円以下で手に入る。
・理想を言えばもうちょっと細かくても良いような気もするが、これ以上細かいアルミナが手に入らんので割愛。
・休み休みやりながらなら、エア量も十分足りる。この「休み休み」ってのは、「削れ具合を見るために一旦キャビから取り出して眺めてみる」くらいの間隔を言う。よって、「早くエア溜まれー、こっちは待ってるんだぞー」ということにはならない。
・同条件でサビた鉄やアルミを吹くと、サビだけ落ちて、地肌が出てくる。梨地になる。
・ダイソーのオイルライター(メッキ)に吹いてみたら、メッキだけ落ちる。
・ちなみにアルマイト加工されたアルミに吹いてみたら、アルマイトだけ落ちる。アルミは無事。
・マスキングシートはここで売ってるヤツを使った。ガラスに貼ってるなら全然問題なく無事。表面の粗いもの(磁器の糸底くらいを想像するとよろしい)だと、ちょっと剥がれることもある。クラフトロボできっちり作れば、1mm以下の幅のラインも可能。塗装と違って、折角塗った塗膜が一緒に剥がれてくることもないわけだから、ポリカボディの塗装なんぞよりずっと解像度が高いですな。

で、なかなか楽しいですよ? 問題は、「何を作るか」ってゆーことなのですが(笑)。
…つまりセンスがねーんだよ、けっ。

以下、恥さらしギャラリ。


キャン・ドゥで買った「耐熱ガラスマグカップ」に吹いてみた例。カップの直径8cm、高さ9cmってとこ。精細度は推して知るべし。
…作ってから思ったんだが、普通、この手のデザインは反対側に入るわな…。右手でカップ持ったときに見える方、ってコトね。


ダイソーで買った「ガラスタイル」に吹いてみた例。1辺10cm。
ちなみに突っ込まれないうちに自分で突っ込んでおくが、モチーフは漫画「黒執事」に出てくる英国の玩具・菓子メーカーのファントム社ロゴ。
作中の「www.phantomhive.co.uk」はアタシが勝手にでっち上げた架空のアドレスですよ。お間違いなく。
ただ、ファントムハイヴ家の家紋はコレであってるんだろうが、菓子メーカーブランドを「phantom」でやってるのか、「Funtom」でやってるのかは不明ですな。


政治(?)組織「ソレスタル・ビーイング」のロゴ。
ちなみに背景はかなり国連旗からのパクり。実際には少し違う。
これのみ、「国連旗」を裏から、「鳥(?)」を表からの両面彫り。


7月20日(日) 【新型車の公道テスト?】

某所で見かけた、新型(モデルチェンジ)発売前車輌の公道上テスト中とおぼしき風景、っていうかその車輌。

エンブレムによれば、「レガシィ2.0GT4WD」だそうだ。
時期レガシィは今までセダン(がメイン)→ステーションワゴン(がメイン)ときて、ついに1BOXに進出するらしい。

(未発表車公道テストならエンブレムは付けないはずだとか、そういう無粋なツッコミをしないように)


7月15日(火) 【けんしゅー】

なんだか、今年は受けなきゃならん研修の当たり年。ちなみに来年も。

というわけで、本日は1日研修に出かける。

で、渋々出かけていって、ひたすら渡される資料の山に目を通して、詰まらん講義を受けて帰ってくるわけだが、最後に数えてみたら、1日で配付された資料がA4相当で約120枚。

120枚の資料を1日で理解せぇってか。いや、まあ、するんだけどさ。

んで、講義っつーか説明っつーか、それらはご多分に漏れず、パワーポイントの画面をただ読んでいくだけ。
ご丁寧に、パワポのハードコピー(っていう言葉を最近聞かんな)を「レジュメ」と称して配布する担当者まで居る始末。

天下のトヨタ御台がパワポについて一考、なんて話を一度考えてみた方がいいかもですよぉ。


7月14日(月) 【画像加工。】

こんな「画像加工」の実例が大好評だそうで。

いやぁ、これは簡単すぎるでしょう。つーか右から2発目のミサイル〜煙の周囲、アカラサマに空の色が違っちゃってたり。

これ、プロが幾らの作業で請け負ったか知らないけれど、言ってくれれば格安で作業したのに…。


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7月13日(日) 【サンテカ。】

趣味の乗用車の配線引き直しを行う。
ちなみにモノは、1987年式のチューコガイシャ。エンジンもバッテリーもリア搭載な上に、ヘッドライトが前にある(←当たり前)上に、配線自体が一昔前のガイシャなもので、もうヒドい状況。具体的には、アイドリング・ライト点灯時にライトの端子間電圧が11.5Vくらい。(笑)。

で、リアのバッテリーからヘッドライトまで、バイパスを引いて、リレー増設。

なんでそんなことを今になって始めたかというと、先日ドン・キホーテで、「かの有名な」サンヨーテクニカのリレーハーネスキットを仕入れてきていたのである。
ちなみにモノはこれ。 
H4用リレーが2個、それに配線資材、怪しい高効率(?)H4バルブ2本が付いて、ドンキでのお値段は聞いて驚け、980円である。9800円じゃないぞ。

で、「こりゃぁ良い買い物をしたわい」とホクホクして帰ってきていて、今日は時間ができたので組み付け、と、そういうことです。

ただ、リレーからボンネットまでの配線はけちらずに(というか当然長さが足りないので)こちらで準備。エーモンの40A仕様。5.0スケア。
これを使って、ボディ下を散々苦労して這わせて、ボンネット内まで引いてきて、さあリレーを組むかとサンテカの箱を開ける。

…左右片側に10Aのリレーが入っているのである。なんだか、ヤケにケーブルが細いのである。
「え、リレーキットで片側10Aって…120Wまでしかダメなのか?」と思って、ケーブルを良く見ゃ、なんと0.5スケア。
0.5スケアって言えば、7A位がMAXである。

ただし、上記サンテカのサイトには、注意書きとして、「80W以上のハイワッテージバルブと併用してご利用いただく場合、一部のプラスチックレンズ車には装着出来ません。」とある。ということは、ハーネスとしては80W級は少なくともサポートしている、という宣言なのだろうか…。

さすが、サンテカ。


7月8日(火) 【ショットブラスト】

サンドブラストキャビネットが安売りしてたんで、日曜日に買っちまいました。
←キャビと、吸い上げ式の安物ガンがセットで11K円。


で、今日になって開封してみれば、トップのガラスの一部が割れてやんの。
右上に斜めに割れ目が走ってるのが見えますかね?


…で、ショップで交換である。まあいいや。交換してくれたから、

ちなみにメディアはトサ・エメリーの80とガラスビーズの100を試験的に購入。
これを、1万円コースの25リッター7キロコンプレッサーで吹く。

…意外なほど、削れませんな。アルミとかガラスの表面加工をやってみようと思ったのだが、エメリーにせよ、ビーズにせよ、絶対的な研磨量とっていうか、メディア噴出量が足りない気が。

以前、某所で直圧式のガンでガラス加工(磨りガラス加工)をやらせてもらった時は、「ヘタするとコップに穴あきますからね」みたいな感じで、実際そんな感じだったのだが、エメリーにせよガラスビーズにせよ、ウチで数分吹いても、ガラスがミリ単位で削れているような気配は無く。
しかも、その時の「削り目」の方が、ウチのガラス100の方の削り目より細かいんだよなぁ。

ウチより細かく、ウチより早く削れるって言うのはどういうコトだろう。

ガンとかノズル(口径)のセッティングの問題なのか、メディアが違うのか、吸い上げと直圧の違いなのか。
見せてもらったとき、砂は結構サラサラの白だったんだよなぁ。白色アルミナだったのかなぁ。

…というわけで、ヤフオクあたりで白色アルミナの200くらいの安売りを探してみよう。


7月2日(水) 【「書籍」とは何ぞや】

ソニー、パナが電子書籍関連機材から撤退するとの報道

いずれも2004年に4万円前後で専用ハードを販売したが、販売不振により既にハードは生産完了、同ハード向けの書籍データも間もなく販売終了とするとのこと。

アタシはいずれのユーザでもないが、率直な感想は、「4万でビューア売りつけといて、ロクな本もデータ化しないまま、たかだか4年で撤退かよ」というところでしょうか。
あー買わなくて良かった。値崩れしたらオークションで買おうかしら。

閑話休題。

…販売開始時に、松下のモノクロバージョンは現物を見たことがあるのよね。
実際、正直「すげえ!」と思った。が、売れるわけない。少なくとも日本で売れるわけがない、と思い、そのまま記憶の彼方へ。

アタシはタブレットPC(というか、タッチパネル液晶全般)が大好きで、
PDAは、シャープPA-9500カシオペアA-50HP 620LX→スマートフォンへ統合
携帯電話はJ-PE02→乗り換え先がなくて仕方なく403SH→同様に603SH→満を持してX01T ってヒトだし、
プライベートのPCは、富士通670MC3(当然タッチパネルモデル)→HP tc4000→同 tx2005 という
コッテコテのタッチパネル人生なのだが…

実際、こいつらで書籍ビューア的使い方をしていたこともあり、現在もしているのだが、その観点からして、既述の専用ハードは無理があるわけですよ。

――無理その1 解像度
せいぜい、専用ハードの解像度はSVGA(800x600)クラス。高級機でもSVGAワイド(1024x600)クラス。
ASCII文字しか表示しないような環境であればコレでも十分かも知れないが、日本語(漢字)環境では相当無理があるのですよ。
解像度表記で行けば、せいぜい百数十dpiくらい。200dpiに届くモデルがあったのかな?

「百数十dpi」が体感的に判らんヒトは、お手持ちのプリンタの「ドラフトモード」とかで出力してみるとよろしい。大体160〜180dpi程度であろう。
もっと判りやすいのは、ドットインパクトプリンタの解像度。なにドットインパクトを知らん? 複写伝票を打ち出す、「ちーーーーっ!」って言ってるプリンタよ。
あれの出力が大体100dpiチョイくらいだろう。そんな解像度で小説を読みたいですかね。まして、こんな高価な専用ハードを買う人は、それなりに本にも拘りがある人だろう。

さらに言えば、日本には「マンガ」という恐ろしく高解像度を要求する文化がある。これをこの解像度で表示するのは不可能。
「拡大機能があります」なんてのは、逆に言えば「解像度が足りないんですよ…」ということにしかならん。

結論:ASCII文字の表示だけなら十分に実用に耐える(と思う)。漢字や、グラフィックが入ってくると見れたもんじゃない。
 
――無理その2 閲覧速度
ページをめくるのに、1秒程度の時間を要するのだとか。
「本」として物理構造を持ったものであれば、「ぶわーっ」と全部めくって、だいたい数秒でしょうか。コレで意外に、「おっとココだっけ」とかってページが見つかるもので。
正確にサーチする文字列が判ってるんなら、電子書籍のサーチに適うものはないでしょうが、たとえば、マンガ1冊の中から「アレ、あのコマだよ」ってのを探し出すのに、さて電子書籍で何秒かかるのか。
――無理その3 マーケティング
これはハードの話ではなく、ソフト(データ)のお話。
ぶっちゃけ、発売日に慌てて買わなきゃならんような本なんてそんなに無い。
となれば、ちょっと待てば新古書店で大幅に安くなって入手ができるようになる。(その是非は別にして、いち消費者として単にコストパフォーマンスの追求を求めればそういう選択肢は有効であろう)
または、発売日に慌てて買って、読んで、新古書に売り払えばそれなりの金額になる。

これらのデータが物理的な「本」とどういう価格差で売られていたのは知らないが、
・当該ハードでしか見れない
・不要になった「本(データ)」を売却できない(んでしょ? たぶん。)
・どうせ見たい本に限ってデータ化されてないんだろう。
といったネガティブな要素を考えれば、少なくとも物理的な「本」と同額を払うだけの利便性はないと思うのね。

ここでもし、「買ったデータは抽出して再加工可能」とか、「コピーして他の端末でも読める」とかって話になってくれば、それは大きく利便性の向上であり、支払っても良い金額は大幅に上がるのだが。
(もちろん、「抽出再加工」とか「コピー」ってのは、個人的な使用の範囲内に限るって制限が付いてハード的にガンジガラメに付いて良い。ただし、個人用の使用の範囲内では一切の制限をつけては意味がない…ダビング10とか:-p) )

というわけで、実際にハンドリングとして実用になるのは、青空文庫でプレーンテキスト(とちょっと)で公開されているようなシンプルなテキストか、あとはP2Pで勝手にアップロードされているようなマンガを、XGA以上くらいの解像度でMangameeyaあたりで読むのがイチバンいい…ということになりましょうか。

これなら、物理本と同等か、それ以上の対価を支払ってもいいと思うがなぁ。
繰り返すが、
・どんな端末でも(とりあえず)見れるような汎用的フォーマット
・自己の所有する端末内において、コピーフリー(という言葉が相応しくなければ、「見方を制限されない」)なスタンス
この2点にかかってると思うワケだが。



1個のファイルをコピーしました。


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