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6月26日(日)  【洞爺湖マンガアニメフェスタ2016 なお昭和石油とシェル石油の合併は1985年】

毎度おなじみ車中泊を終え、展示が始まる前に「朝メシ買ってこよーっと」と、痛コンポ、じゃなかったモトコンポを自走させて徒歩200mのコンビニまで出かける。

…が、途中でなんとストール。ウンともスンとも言わなくなる。
仕方がないので押して帰ってくると、周りのみなさんが「あ、押して帰ってきたぞ!」「なんだどうした!」とか目ざとく見つけてくれる(笑)

で、手持ち機材だけでとりあえずトラブルシューティングやりますが、
・マフラーにバーナー当てとくと、クランキングで出てきた生ガスには火がつく(燃料は来てる)
・プラグキャップにドライバー突っ込んで試すと、ちゃんと火花飛ぶ
・プラグキャップにプラグ付けてキックすると、いちおう火花飛ぶ…が、弱いような気も??
・つーかちょうど2ストオイル無くなってオイルランプ点いたんですけど

と、致命的に「ここが悪い」というところがない。皆さん面白がってご親切にキックを交代してくれたりするのだが、初爆すら無い。
「多分、プラグじゃないかなー」としか判断できない管理人。どうにも、火は飛んでいるものの火が弱い気がするのです。プラグ内リーク??

それを見かねた、別の個体オーナーの紳士な方が、「予備のプラグありますよ」と譲ってくださる。
なんと、モトコンポで時々長距離走る(!)ということで、空きスペースにプラグやら工具やら収納して走ってるのだとか。

が、譲っていただいたが結局ダメである。まったく原因不明。


で、展示も始まった頃、ふと周りを見るとレンタルサイクル屋がある。ただし、どこをどう見ても「昔はバイク屋だった」という雰囲気。
お借りしたプラグだけでも新品で返そう、ついでに2stオイルがあれば買ってこよう、と、その元バイク屋を訪ねる。

…やっぱり元バイク屋だよこれ、店内にFZRのポスターとかあるんだもん。

「どうした兄ちゃん」
「バイクも扱っていたとお見受けして…。これこれこういう事情で、BP4HSと2ストオイルがあれば売っていただけないかと…」
「あー、昔のならたぶんあるな、ちょっと待って。BP4HS?」
「そうです、多少熱価とか抵抗とか違っても構いませんので…」
「BP4HSって今時つかうんか…?ちなみにモノは何さ?」
「モトコンポです」
「モトコンポ!? そりゃ懐かしいなー!」

…名前を出しただけで人を笑顔にできるバイクって、そう滅多にないと思う。

「あー、あったあった、ちょっとこれ開けてみ」
「あ、いやこれですこれです」
「開けてみなって」
「…?? これ中古!おじさんなんで箱に戻すの!」
「だから開けてみろって…(笑) これは?」
「おお、こっちは新品。」
「あと2ストのオイル?ホンダのはないよ。スズキの昔のだったらあるけど、これな」
「別にそこまで贅沢なエンジンじゃないから、なんでもいいです」
「他にあったかな…、お、これなんかどうだ、高級品だぞ、オイルなんか腐んから大丈夫だ」

…と出てきたのが、なんと、シェルの1L缶!

…「昭和シェル」じゃないぞ、「シェル」だぞ! しかもネジ式キャップじゃないぞ! あのツメ先みたいので穴あける円筒形のやつだぞ!

「うわこれ何時の! これアレでしょ、こうやってコキっと穴開けるやつでしょ!」
「おう、そうだよ。その歳でよく知っとるなー」
「いやでも今回、全部使いきらないからなー、これはすげぇ欲しいけどネジのスズキのでいいですわ」

そのうち「キャッスルは苺の香り」とか言い出しかねない勢いなのでこの辺で切り上げる。

「で、プラグとオイルでおいくら置いてけばいいです?」
「プラグって今、1本1くらくらい?」
「え、(田舎の個人商店で飛び込みで買うなら)500円位じゃないっすか?」
「えー、そりゃ昔の話でしょうよー」

…いや、某巨大通販だったら300円しない気がする。プ○イムなら送料無料です。

まあ、本業引退したのを叩き起こして無理言ってパーツ出してもらった手前もあるので、BP4HSとスズキ純正2stオイル1Lで、2000円置いてくる。高価ぇ(笑)
マジにシェルの缶は欲しかったが、さすがにプラス千円出すほどのこっちゃないしなぁ。

ただまあ、
「工具あんの? 持ってきたら交換してやるよ?」
「うーん、多分大丈夫です」
「このプラグ、これネジ外さないと付かないやつだから間違えるなよ」
等々、根は親切なオッサンである。


と、会場に戻り、「あそこのチャリ屋がこんなんだった」と周りに居たモトコやらハヤブサ(!)やらのオーナーさんに話したら、「面白い、あとで見に行こう」とか言ってやんの。


しばらく後、ふと見ると例のシェル缶が会場テーブルにある。なんだどうしたと思ったら、例の人たちが
「いやー見に行ってきた!面白いおっさんだった! ああこれ?"いやーこの缶、今じゃもう無いですよねー、オブジェにいいなー"って言ったら、やるよって言って、タダでくれたw」だそうな!

それ、俺の2千円のうちに入ってないか!?

6月25日(土)  【洞爺湖マンガアニメフェスタ2016】

標記の通り(笑)
ちなみに今回は、痛車展示側です。
去年まで「逮捕しちゃうぞ」仕様だった「アシ代わりモトコンポ」を、今年は「初音ミク仕様に痛くしたモトコンポ」というわけで展示車にしてもらいました。

他、お馴染みのトレーラーとか持っていくわけですが…。


雨! 雨! 微妙な雨!
とりあえず2輪部はテントに入れてもらえたのでまだマシでしたが…。
それでも、去年のような大雨に比べればずっと良かったのですけどね。一時的に路面が乾くような状況もありましたし。

6月23日(木)  【論理的帰着】

某所で仕事を終え、帰ろうとクルマに乗り込もうとしたその瞬間…。
横に居た人に声をかけられる。

「こんにちは、○○で仕事をご一緒させていただいた△△ですが…」
「は、はあ、お久しぶりですね」(誰だっけこの人)

に始まり、随分色んな物を積んでるクルマですね、とか、当り障りのないどうでもいい話が2分ほど続く。
俺氏、こういう無駄な世間話大嫌い。仕事終わったからもう帰るのー、おうちに帰るー!  (余談だが昨今よく見かけるこの「おうちナントカ」ってのも馬鹿っぽいのでなんとかならんか)

で、その人、なんでおいらに声をかけたかというと、

「…実は車のエンジンがかからなくて」と。
なんで俺にレスキュー求めるんだよ、まあ正解だが。つーかそういう用があるならとっとと言っていただきたい。

ちなみに患車はRAV4。「エンジンが掛からない」というまったく役に立たない主訴なので、よく訊くとと正確には、

「イグニッションキー(インテリキー)が固くて回らない。」

ということ。ああハンドルロックが引っかかってんのね、と思って現車を見に行くが、

・俺氏がやっても確かにキーが回らない
・だがハンドルロックはかかっていない

という意外な状況。
(しかしさすがトヨタさん、なんつーかキー位置が斜めで気持ち悪い設計ですなコレは。それともインテリキー車のツマミみたいのってみんなこんなモンなの?)

うーん、と悩み「これは電子制御のエマージェンシーでは?」と思い至る。ブレーキ踏まないと回せないとか系のアレ。
そう思って確かめてみると、ブレーキ踏んだ時のリレー系の音がしない。というかブレーキランプはおろかルームランプまで点かない。

こりゃ十中八九どころか百中99くらいはバッテリー上がりだろうと思って、モバイルブースター(んなもん持ち歩いてる俺氏偉し)でジャンプ(というのか?)をすると、あっけなくキーも回って一発始動。
チャージランプが点いたりもしてない。ただし、エンジンチェックランプが点いている(笑)
オーナー氏は「わぁ掛かった!」と喜ぶが、問題はそこではない。「なぜ(7時間ほどで)バッテリーがここまで完全放電したか」が問題である。
「このまま(自走して)帰っても大丈夫ですかね?」と訊かれるが、いまいち確証が持てない。

と、そこに前後してオーナー氏が呼んでたらしいディーラー氏が現れる。

「あれ?動いてます?」
「いま、こちらの方が直してくれて…」 いや直してませんよ、場当たり的応急処置だけですよ。

というわけで、オーナー氏の話は役に立たんのでディーラー氏にこれまでの状況を伝える。
・(7時間前に自走してここに来た)
・バッテリーはすっからかんであった。よってキーも回らない。
・1分ほどのアイドリングでは、がんばってはいるものの再始動は出来なかった為、再度ジャンプで始動。
・2度目のジャンプの後は、とりあえず回ってる。
・エンジンチェックランプのみ点灯

ディーラー到着までに5分ほどアイドリングしたのだが、一旦停めてみるととりあえず現在セルが回ろうとはするものの、明らかに充電不足。
ディーラー氏もポータブル電源で始動を試みる。一発成功。つーかイマドキはディーラーまでケーブルじゃなくてポータブルかよ。

オーナー氏の懸案は「自走して帰って大丈夫か」なのだが、俺氏、ディーラー氏ともに「うーん…」となる。
ちなみにチェックランプ点いたぞ!とオーナーに訊くと、「チェックランプってなんですか?。ああそのランプならだいぶ前から点いてます」だとよ。とっとと診断受けろよ…。

まあ、とりあえずもうちょい様子見て、自己充電させましょ、と引っ張る。ディーラー氏とあーでもないこーでもないと話をする。
しかしやはり決定的なバッテリ上がりの要因が見当たらない、同時にそれが実に気持ち悪い、というのが俺氏とディーラー氏の統一見解。
そうこうしてるウチに、まあ再始動ができるようにはなる。

「お客様」が相手であるから故に強く出れないD氏に対し、タダの知り合い(ですら無いと思ってる)俺氏、強く出られる。
「いや絶対、何か普段と違うことが朝にあったはず、なにか思い出せ、さあ思い出せ!(要旨)」とオーナー氏を問い詰めると…。

「そういや朝からバッテリー上がりかけてたんですよね」と抜かす。D氏、俺氏ともに「!?」と。
なんでそう思ったか、重ねて問い詰めると、「朝、ここに停めて降りた時、キーレスでロックできなかった」とか言う。ロックできなかったからそのまま置いといたらしい。
荷物が多く有って、時間ギリギリに着いて慌ててて、キーレス効かない→時間ない→荷物で手ぇ塞がってる→もう知らん! と、そのまま放置したと。

「キーレスの電池なくなると、ロックできなくなるんですよね?」とか言うが、おいこらねーちゃん、それは通常バッテリー上がったとは言わない、話をややこしくするな!
「あー、それは後で'点検兼ねて当店にいらしていただければ電池を交換しますので…」

ところでインテリの物理キーってどうなってんのよ、面白そうだからついでに見てやろう、と、ところがキーをブン取って試してみると、キーレスちゃんと動く。何度やっても動く。キー、電池あるじゃん。なんだ普通の鍵だ。

…!? ではなぜ朝は動かなかった…??

「それだ! ディーラーさん、このRAV4ってインテリキーのポジションがACCのまま、キーレスでロックできます?」
「いや、それはできませんよ、(メインキーを)オフにしないとキーレス施錠はできないはずです」

「荷物持って、急いでたんですよね?」
「そうです」
「で、降りたらキーレスが効かなかったと」
「ロックできなかったんです」

はい伏線回収。「妙にインテリキーって斜めになってるんだなー」が伏線です。
これと、「キーレスでロックできなかった」「慌てていた」「荷物をいろいろ降ろした」を足して得られる推測は一つ。「ACCポジションのまま、降りた」ですな!

「降りるとき、ACCじゃなくてオフにしました?」
「あ…いやどうだったろう…荷物いろいろ降ろしたりしてたから…もしかしたら…」

というわけで、
ACCのまま降りる→キーレスは仕様上効かない→そのままお仕事へ→ACCのまま7時間ほど放置→バッテリ死亡
ですな。ディーラー氏にも聞くと「そういう事例は聞いたことがないが、確かに話として矛盾はない」とのこと。

はい素人メカニックのトラブルシューティング終了ー。結論は「ユーザーのミス」でFA。



…で、問題は結局そのオーナー氏が何処の誰だったかまったく思い出せんということだ(笑)

6月17日(金)  【0から1までしかないよ】

どっかで、「可能性は無限大」っていうアタマの悪そうな標語(POPとかかも)を見かけた。

可能性が無限大なはずはない。
可能性ってのは要は、起こるか・起こらないかの確率なのだから1を超えるはずがない。
パーセント表記で言うなら0%から100%までだな。どうやっても100%を超えるわけがないのだが…。

どうして可能性が「無限大」なんてことを思いついたんだろうな。

6月7日(火)  【特別な「ユーザー車検」、ではなくこれが本来の姿】

先日整備したトレーラー、手稲の軽自動車協会に赴く。午後イチの第3ユニット。
一昨日記録簿レベルでのチェックはしたが、一応出かける前に確認だけする。はい全灯火おっけー、パーキングブレーキおっけー、あとは知らんw

…で、新川で検査を受けたところ。

「はいブレーキ踏んでー、次右ウィンカー、こんど左ウィンカー、じゃあバックー、スモールー、すいませんーん、スモール点けてくださーい」
「え、点いてません?」
「点いてませんねぇ」

なんだと!家を出る時までは点いてたのに!マジで!


こんなハンコがあるとは…。

「どうします?今日の4時までならこのまま再受験できますが…」
「いや直します直します、今直します」
「ここでやります?」
「やってよければ」

ということで、アワ食って直す。スモールどころか、ナンバー灯、前部車幅灯も点いてないからこれは個別の案件ではなくスモールラインの問題だな。

ということで一旦切り離し、トラクタ側カプラのスモールラインを見ると…12V出てる。
あれおかしいなと思っても一度繋いでみると、やはりトレーラ側だけ光らない。トラクタは光ってる。
そのままトラクタのバルブ電圧を測ってみると、ほぼゼロV。

…つーことは一番めんどくさい、「スモールの根本で半断線して内部抵抗が凄まじくデカくなってる」ってパターンだよこれ。

つまり怪しいのはデリカ側だ。

というわけで、これは購入時にショップがやってくれた「トレーラー用配線の増設」案件が非常に怪しい。
一体どこで分岐させやがった、と、軽自動車協会駐車場でなぜかデリカをバラす羽目に。

人が腹下に潜り込んでガサガサやってると、ヒマそーなジムニーのオッサンが現れて「どうしたー?点かないのー?」とか語ってくる。
「アースじゃねーか?」とかいろいろ言ってくれるのは親切心なんだろうが、あたしゃ忙しい!
アースじゃ無ぇのも確定してるし、そこらの下手な電装屋より電気にかけちゃ詳しいわオイラは!

というわけでテキトーにジムニーをあしらい、作業を続ける。

結論としては、「ショップが組んだエレクトロタップの嵌合不良(というか今になって抵抗増加)」であった。
仕方がないから、そこら辺のジャンク配線でジャンパーを飛ばして終了。

さーてんじゃ再検、いや一応その前に自分でチェック、と思ったら、こんど、右ウィンカーが点かん(笑)
スモールをガサガサやってるウチに、なんとか頑張っていた他の配線のエレクトロタップが死んだ模様。

手の空いた検査員さん、こちらがかなり店広げてるのを見て
「今日でダメなら、不良箇所の再検査のみを後日ってことも可能ですが…ただ、手数料は再度かかるんですけど」
「いや16時までに片付けますから!」

さらにバイパス手術をして、どうにか16時に間に合う。

最終的に見たのは最初とは別の検査員さんだったんですが、まあ、無事合格。

ちなみに最後に車検証発行に行ったら最初の検査員さんが居て、「受かりました!?」と心配していただいた。
なんのかんの言って、車検の検査員っていい人ばっかりだとおもうんだけどなぁ。

6月5日(日)  【前整備・後検査】

中古軽トレーラーの車検に備え、事前整備をする。いわゆる中古キットカー、組み立て車の中古車である。

どうせパーキングブレーキしか無いわけだが、定期点検整備記録簿にパッド残量を書かねばならんため、とりあえずハブをバラす。

…が、恐ろしいことにハブナットの回り止めの割りピンというかアンカー、まったくもって意味のない位置にハマってやがる。

ちなみに大御所「○ー○○○」製のトレーラーでございます。
いくらキットカーとはいえ、こんなところをユーザーが組んでいるとも思えない。どういう検品して出荷してるんだよ!

ついでに親子指定も掛けましょうか、計算しときましょう。(現在、デリカ側の950表記で牽引してる状態)

…と、ふと思ったのだが駆動軸重が増えるため、牽引申請では4WDが有利だわな。同形式の2駆車と4駆車で牽引可能重量が違うとか。
つーことはだな、パートタイム4WD車の場合、950目一杯の重量を2WDに牽いちゃイカン、ということになるのだろうか…(笑)

6月3日(金)  【液体窒素】

生まれて初めて、液体窒素というものを見せてもらった。しかも、単にコップに注いで置いてあるやつ。
リッター数百円で買えるんだって。案外に安いのな。

で、有資格者に取り扱いについて訊いてみたところ、まぁ世の中、まだまだ知らないことがあるもんだと思いましたわ。
有資格者いわく、
・数秒なら素手で触っても問題なし。(あまりにも沸点が低いため、体温で蒸発して手に気体の膜ができ、実査には液体にさわるわけではない)
・保管は、LPGの様に密閉高圧保管をするのではない。むしろ断熱だけした非密閉の容器で保存する。
・危険物取扱の資格が必要。ただしそれは低温とか高圧って理由ではなく、「(非密閉保管のため)蒸発した気体窒素で窒息の危険があるから」だそうな。

へぇ…。

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