このページに記載されている内容は管理人の独断に基づくものであり、
まして、かのような考え方への賛同を求めるものではありません。
しかも、時々妄想が混じってたりします。記載事項は事実ではないかもよ。
そこのところを誤解なきように。

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8月22日(土)  【精度】

中華ATV、完全にキャブが詰まってる挙動で燃調がとれないので仕方なく掃除を始める。
「突っつき針(なんていうんだあれ?)でカリカリやるわけだが、パイロットジェットがいつまで経っても通らない。

透かしてみると、かろうじて太陽の光は通っているんだが、一番細い針でも通らない。

なんか変だ、これは様子がおかしい…とやることしばし。

おかわりいただけるだろうか。

針が、ナナメって通っているのである。
まあこういう刺さり方しかできないわけだが、実際にはジェットがナナメに開いてるのではなく、
ニードル側の穴と、フロート側の穴の位置がズレているのである。階段状とでも言うかな。

いやまあ、ほんと、ひでぇクオリティだわさ。なんのかんの言っても日本製って素晴らしい。

8月14日(金)  【後日談】

というわけで先日無事に自賠責が付き、車検も更新された軽トレーラーであるが…。

ふと思ったのだけど、「トレーラーの自賠責ってこんなに高価かったっけ?」と。
いくら25ヶ月とは言え、つまり軽自動車協会で延長するより1ヶ月長いとは言え、書類が21780円になっているのである。

軽自動車協会で車検やる時って、1万円持っていけばなんやかんや払って余るくらいだと思っていたのだが…。

と思って確認してみたら、やっぱりトレーラーの自賠責は24ヶ月5010円である。
車体形状は「フルトレーラー」になってるから、黄色い用品店の単純ミスであろう(笑)
まあ、車名が「組立」で形式も「組立」だから、データベースとかにも乗ってないだろうしな。まして用品店でトレーラーの車検なんかやらないだろうし、仕方あるまい。

こんなん、代理店(黄色)通したって仕方ないので、直接保険屋の客相に電話してみる。
「…調査の上、週明けに再度ご連絡します(概略)」

ふと気になったことを一つだけ確認しておく。
「現状、車両状況と一致しない自賠責がかかってるわけですが、これ、保険自体は有効なのですか?公道走っても問題ありませんか?(概略)」
「自賠責は車台番号にかかるものですので、種別が間違っていても現時点で有効です(即答)」
とのこと。へー。

8月10日(月)  【自動後退】

明後日、新しく中古で買った軽トレーラーの継続車検の予定。
普通であれば軽自動車協会で自賠責をそのまま24ヶ月延長してもらえばよいのだが、この個体、前オーナーから自賠責の書類が来てない。
ということは、満了日が不明なわけで、そうすると「いつから24ヶ月か」というのが判断できないのだな。

というわけで、「だったら自前で予め、新規に25ヶ月の自賠責をかけちまえ」ということになるのである。
こちとらサービス残業だらけの公務員のため、まともな保険屋とか、農協とかその辺の窓口営業時間帯には行くことが出来ない。

で、こんな事もあろうかと、先日、某カー用品店の前に「保険受付!」っていうノボリが出ていたのを見て、「もしかして、(自社で車検もやってるんだから)自賠責もかけれる?」と確認しておいたのだ。
カー用品店なので、営業日なら土日や窓口開設時間関係なく受けつけてくれると。車検証もってこいと。

…という確認ができていたので、その某カー用品店に悠々と自賠責をかけにいく。

したらば。

「…えーとお客様、自賠責の受付は行っておりませんで…」
とまあ、お盆だからやりたくないのか、そもそも軽トレーラーの自賠責が扱えないのか、見事に先日の前言をひっくり返しやがる。

「えぇ?この前確認したら、車検証持ってくればOKって言ったじゃない」とツッコんだ所、奥のいわゆる「偉い人」のところに相談に行って、しばらく窓口と偉い人で折衝して戻ってきた結果…、

「ええとですね、通常のものはお盆でも受け付けられるのですが、この車両のように車台番号に数字が含まれているものは、
あくまで例外的になんですが、保険会社への窓口確認が必要でして、そちらが盆明けまで閉まっているものですから…」

ほぉ、車台番号に数字が含まれているのはレアケースと抜かしますか。へぇそうですか。

頭にきたので、即、別の黄色い方のカー用品店へ電話して聞いてみる。
「車台番号に数字の含まれている車両に新規で自賠責かけたいんですが、今日やっていただけます?」
「? 車検証さえお持ちいただければ可能ですが…」

というわけで、あっさり黄色い方で自賠責完了。
(ただし、これには後日談があるw)


8月5日(水)  【転入】

引き続き中華ATVです。現状、前オーナー市で登録済みなわけですが、これを管理人在住市に転入させなければなりません。
現状自賠責が切れてますから路上テストも出来ませんし、こちらで自賠責かけるにしてもナンバーを更新してからのほうが話が早いので。

で、ミニカー登録はあれこれイチャモン付けられる…と聞いている上に、
おまけに、最近ではカート型ミニカーの関係で規制のハードルも上がってますので、こちらも相応に「武装」して臨みます。

・譲渡証明書(いわゆる登録車の書式をそのまま流用)
・前市での課税標識交付証明書
・車両全景、保安部品の様子、輪距の数値が分かる写真
・またがり式座席であるため、「1mテールランプ」「ハンドルアブソーバ」が不要であることの写真
・使用過程車であるため、新規のハミタイ規制の対象外である(のために前市で「19年度」に払い出された標識交付証明書が必要)

この辺を揃えて、いざ、役所の税務課へ。

「えーと、原付…の転入…というか市外から中古ミニカーを買ったので移転登録したいんですが」
「はいでは、これに記載をしてください」(なんと当地の交付申請書は、申請書内に譲渡証明欄があって前所有者の署名をもらう形)」
「あちゃー、ここに譲渡証明書くヤツかぁ…」
「あ、譲渡証明は任意の様式の別添でも構いませんよー」
「それは助かります。こんなん作ってきたんですがこれでも使えますかね?」
「えーと、はい、譲渡証明はこれで構いませんよ」
「そしたらこの申請書に、譲渡証明の車台番号、年式、エンジン型式、排気量を転記して当方の住所氏名捺印でOKですか?」
「そうですね、あと、その(予め作ってきた)譲渡証明を頂く形になりますが」
「わかりました、じゃ申請書埋めるのでちょっとまってください…」
「ではここ譲渡欄にチェック、ここミニカーの欄にチェック、あとはお客様の名前等を書いてくださいね。(アンタが書いてる間に奥からナンバー出してくるわ)」

「はい書きました、これと、この譲渡証明でOKですかね?」
「ちょっとお待ち下さいね…(と、アタシが書いた申請書と、事前に作った譲渡証明の一致性をチェック)…はい、OKですね。ではこれがナンバーです。お疲れさまでした。」
「どうもでしたー」

…と、これで終わり。せっかく作った武装資料の出番なし。

が、ふと思って窓口を立つ間際に訊いたんだが、

「…と、あれ?ということは現状でまだ前市の登録って切れてないですよね?前オーナーから前市にナンバー返さないとだめですよね?」
「まだ(前市で)返納してないんですか?」
「まだしてないんですよ」
「前市の状況ってわかります?」
「えーと前市の交付証明書は今持ってますが」
「見せていただけます?」
「はいどうぞ」
「たしかにこれは交付証明だからまだ返納されてないですねー、これは直接前市にナンバーを返していただくか、今後当所にお持ちいただければ役場間で返却することも可能ですが?」
「あーいや、一応話の流れ上、前オーナーに戻して返納してもらいますわ、(前オーナーが)自分でやったほうが抹消されたって納得するだろうし。どーも」
「お疲れさまでしたー」

ということである。

えー長い前フリであったが、何を言いたいかというとだな、

(少なくとも当市では) 「ミニカーの転入に際して、過去の登録状況のチェックはない」「それどころか、ミニカーの要件を満たすのかのチェックもない」ということである。

だって持っていったのはクルマ用の譲渡証明だぞ?
つまり「車名」「形式」「車台番号」「原動機型式」だけしか車両情報は記載されていないわけだ。
しかも今回は中華ATVだから、車名はワケのわからないモデル名(おそらくモデル番号)、形式は「19」(←原付の交付申請は年式または形式の欄が一緒だからこうなる)、車台番号はまあフレームナンバー、原動機型式は刻印通り、である。

当市ナンバーが出た時点で、前市の交付証明なり返納証明なりは要求さえされなかったのである。


もう一回言うぞ、「譲渡証明」と「ミニカーの転入ですっていう口頭情報」と「窓口で書く交付申請書のミニカー欄にチェック」だけでミニカーナンバーが出たのである。

ということは、誰かがミニカーを自作し、テキトーにフレームナンバーを打ち、それを譲渡証明という形で譲渡してもらい(登録歴無しで)、当市に持ち込んで、「ミニカーを知り合いから買いましたー」って言って、交付証明のミニカー欄にチェックを入れればそれでミニカーナンバーが出るのである。

これはすごい発見な気がする。つーかザルだろこれ。

2008年12月に、当市支所で「最初のミニカーナンバー」を取ったときはエラく揉めたし(ただし今回は本所)、
2009年3月に、カートをミニカー登録する際に必要な書類を本所に確かめたときは、窓口レベルでは「ミニカーって何」のレベルで、担当者からの回答は「写真も要る」って話だったのだが…。

なんと、10年そこそこの間にミニカーってこんなに一般化してたのか。
今回ひさびさにミニカーを登録してみて、なんつーかもう、2輪の原付一種の転入と同じレベルのイージーさだったわ。

8月3日(月)  【驚愕のクオリティ】

例の中華ATV、とりあえず充電不良はなんとかしたいので電装をバラしにかかる。
したらば出てくるハーネスがだな…、


切りっぱなし切りっぱなしww


なんかヨジってつなげてあってしかもその先になにもないwww

こんなんばっかである(驚)

ちなみに+Bの生電源通ってるスターターリレーの端子(カバーなし)は、フレームから1cmくらいのところでゴムで釣られているだけ。

で、肝心の充電不良は、ローター付近をばらしてみたら全波整流を想定しているであろうコイルがついていたので、まあ、十中八九は中華なレギュレーテッドレクチファイアの故障だろうと思い、(予め作っておいた)自作の同等回路へのすげ替えを図るわけだが…。

自作ってのは当然、もとの中華ATVとコネクタが合わないのよね。仕方がないからATV側コネクタに対し、自作回路は平型端子か何か着けてテキトーに叩っこむのです。
そのために純正レクチを外してみたところ…。

なんと、車両側純正コネクタの不良(ピンが後側に抜けてる)でもって、純正レクチとのアースがつながっていない!
そりゃまー、発電電圧なんか安定するはずないし充電なんかできるわけがないわ。

というわけで、コネクタの修正のみで純正レクチが仕事をはじめました。
無負荷アイドルで12.8Vくらい、アイドルちょい高め+ブレーキランプでも13V以上出るようになりました。よしよし。これで一つ解決。

8月1日(土)  【典型的な、誤ったことを流布する記事 / 中華ATV?】

雑誌「BE-PAL」ってのがあって、あたしゃ30年位前からボチボチ読んでる。
ま、そりゃいいのだが、昨今ではご多分に漏れずweb化も進んでいるようで、webでも無料記事を掲載してくれている。

が、その中に「とんでもなく間違っている」というレベルの記事を発見。
要はDIYで道具の加工をしようぜーって話なのだが、リベットを抜くべくボール盤でドリル作業をする際に、なんと
『電動工具使用時は、摩擦、切創によるリスクから保護する手袋は必須です。』
として、ボール盤のビットのすぐ近くで、薄手のいわゆるケブラー軍手を着けて押さえている写真がついているのである。

(二重括弧内文面、および写真(リサイズ済)は同サイトより引用)

これ、正しい手順というか、危険性を承知している人が見たら血の気が引くような恐ろしい画像である。

あのね、指が切れるのはいいんだよ。が、手袋なんか着けてたら、指が切れるだけで済むはずのところ、手袋ごと回転部に巻き込まれて指が粉砕骨折するんだよ。
まして、こんなものを押さえるのに素手でやるとか。
ステージに固定したマシンバイスで押さえてしかるべきである。

まあ、バイスの話はともかく、手袋の話の方は運営に「絶対ダメな話」とメールで凸っておいたが…なんの反応もないね。


… … … … … … … … … … … … … … … … … 

10年落ち、総走行距離70km弱(ななひゃく、ではないぞ)という不思議な運命をたどったATVを入手。


ちなみに素性完全に不明。ワンオーナーでオーナーとも直接話ができたが、オーナー自身も自分の買ったものがナニモノなのかをよくわかってない。

・現車で確かにオドは67km程度、タイヤのヒゲも残ってる
・数年以上エンジンかけてなくて、譲渡にあたって試しにかけてみたら(←やめれ!)10分くらいは回ってたけどその後かからなくなった
・オプションのロードタイヤとキャリアをつけて新車当時35万くらいで買った
・純正の充電器もついてる
・なんと100ccのエンジンもセットで付けるよ
・バッテリーは死んだので捨てた
・キーレスな振動アラームとか付いてるよ
・そのアラームのせいですぐバッテリーが上がるんで自作でカットオフスイッチつけてあるよ(どや)

なんつーか、金持ちが買って、扱いに困って放置したもの。(実際、前オーナーは「友達が自家用ヘリ持ってる」とかいうレベルの人)

というわけで、まあ、カブ互換エンジンの中華ATVである。

「まずエンジンかけるところから」と整備を始める。で、実際にかからない。
プラグ外してみれば真っ黒けっけっけでサイド漏電。
とりあえず炙ってみればエンジンは掛かる。
が、チョークレバーが上側に入っている。「え、このキャブ、上でチョークオフなの???」と思うが、キャブを開けてみればやっぱり上でオンである。
なんでチョーク引いたままこのクソ暑い日にアイドリングできるんだ…?と思ってチョークをオフるとストールする。

よくよく調べてみれば、アイドリングストップスクリューも、エアミックススクリューもシッチャカメッチャカである。
・ミックスが薄すぎて、
・なもんだからチョーク引かないとアイドリングしなくて、
・するってーとアクセル開けないと止まるからストップスクリューがバカ高
ということになっていた。おそらく前オーナーがよくわからないままに弄り倒したものと思われる。

次、電装。

バッテリーがないのでそこらの車用バッテリーをジャンプして試しに動かすわけだが、アイドリングしても12.4V程度。12.4ってバッテリーの電圧そのままでは?
そのままバッテリーを外してみると、一応アイドリングは続けているがバッテリー用端子間で6〜10Vくらいしか出てない。
ただしブレーキ握ってストップランプ点くときだけ11Vくらいまで上がる。
まあいずれにしても、多少回転を上げたくらいではまったく充電されない。
もしかして、点火系とヘッドライト系以外の直流電装用には発電しない廉価仕様(だから外部充電器がついてくる?)なのか?

で、自作カットオフスイッチはなんとプラス側につけてある。おいこら!
しかもプラス側だからセルを回す生電源も通ってるのに、たかだか10A使用くらいのロッカスイッチが着けてある。おいこら!
この辺とキャブの話含めて、前オーナーは「いじるけど、正しい知識を持っていない人」であることが確定。

次、ヘッドライトは生意気にもハイロー切替式であるが、スイッチをハイにしてもローにしてもハイビームインジケータが点く。ただしヘッドライト自体に変化が見られないw

次、リアのタイヤがやたらグラグラしてる。
なんとハブナットが最後まで締められておらず(左右両輪とも、ハブナット3回転くらいの隙間があった)、割りピンもナットのクラウンに刺さってないw

…中華ってすげーなw

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