インチアップ

さてさて、ブローニイ・バンのタイヤ、純正指定は
前後ともに185/80/14、前が６プライ、後が８プライです。
もともと車重1.6トン＋積載１トンで走る設計ですから、これはこれでその意義は十分理解できるんですケド。

が、それはそれとして、普段のアシとしてこのまま乗ってると、タイヤが硬いから路面の突き上げはモロに拾うわ、
ハイトが高いから交差点曲がるたびに腰砕けで気持ち悪いわで、精神衛生上大変よろしくないんですな。

となると、考えるコトはひとつ。「……インチアップしよう。」(ォ)

というわけで、やっちゃいました。インチアップ。
標準の185/80/14を
↓
2インチアップして、215/60/16(笑)

←施術前。

これがデフォルトの、185/80/14。

ただし、デフォと言っても
ホイルはワゴン用のアルミ。
さすがに鉄チンは……。

注目！

アッパーアームとタイヤのクリアランスの妙。
目測で２センチというところかしら。
ただし、今まで実走行で干渉したりと
いったトラブルはない。

←施術後。

215/60/16（新エスティマの
「すぽぉつばぁじょん」とおんなじ）に
変更。

さてさて……インプレッションは、きわめて上々。
得体の知れないタイヤのヨレも減った（激減というレベルで）し、
プライレーティングが落ちた分、路面からの突き上げショックも減った。
ヨレが少ないので、ロールも少なくなって走らせやすくなった。
これは、ぜひオススメっ！

さて、いくら外周を(計算上）合わせたといっても、実際にどの程度スピードメーターが
狂っているのかはチト自信がなかった。
で、先日高速道路のキロポストを使って実測してみたところ、
キロポストの表示で100km走ったとき、トリップのカウントは101．5km。
ということはプラス１．５％の誤差。まあ、十分に許容範囲内でしょう。

足元にのぞく、お上品なブリヂストンＧＲＩＤ　II。
(215/60/16)

さて、上にも書いたとおり、ブローニイのタイヤは185/80/14で、ホイルは５Jで６穴。
同じ４ナンバーフルサイズなバンでも、ハイエースなんかを見ると、１５インチ履いてますな。これも６穴。
P.C.D.と穴数だけ見ると、ハイエースなんかのホイルはそのまんま履けそう。
ま、これを解体屋さんからもってきて、そのまま履くって手もありますが。

ただ、どうせサイズアップするなら、１インチアップではハナシとして面白くない。
というわけで、最低目標を２インチアップの16インチ、できれば17インチを視野に入れて検討開始。

で、チラシと睨めっこしたところ、６穴で16インチや17インチのホイルは
結構市場にあるんだけど、ウチのバンは４駆だから、フリーハブ用の「穴」がないとならん。
最近のミニバンはフリハブなしのフルタイム４駆だから、
フリハブ穴なんか無い「つるぺた」ホイルしかないらしいんだな。
15インチフリハブ穴付きだったら、ハイエース用(?)で、いくらでも選択肢があるんですけど。

で、一旦あきらめて、別件で近所のホームセンターをうろついていたところ、
なんと、16インチで６穴でフリハブ穴付きで６Jなホイルを発見。しかも\6000/本。
オフセット等は不明という妖しいホイルなれど、店員さんにお願いして「試着」させてもらったところ、
ギリギリ装着可能なようなので、タイヤとセットで４本オーダーしよう。
で、外周計算をすると自動的に、
変更後のタイヤサイズは215/60/16に決定。

タイヤ？。何にしましょーかね。215/60/16のラインアップがあるタイヤってのも結構限られますが。
やっぱ、「商用車」に履かせるんだから、ウケ狙わなくっちゃね。
で、215-60-16で、「いかにも」なヤツは、
－－ＧＲＩＤ　II（BS)　－－
－－　LE MANS　LM701(DUNLOP)　－－
－－　ZIEX　ZE-502（FALKEN)　－－
など。
この中で、ソレっぽいトレッドパターンを選ぶので悩んだのだが、
同じ215の中でも実際の接地トレッド幅が一番狭そうなGIRD２に決定。
環境のために（笑）燃費向上を狙う。

価格は、ホイル\6000、タイヤ＋バランス＋脱着×4本で、\82,000……だったかしら。

脱着してくれたホームセンターのピットのお兄さんは、
「いやぁ、ギリギリですねぇ」とか言いながら、笑いをこらえて作業なさってましたが。
「かもつしゃ」が２インチアップしちゃぁいけないかよぉ。ふん。
（↑いけないんだよ、ライトトラック用でないと(笑)）