パワーウィンドウ(どちらかというとリモートウィンドウ)の取り付け

例によってブローニイは手動窓。走行中に助手席窓を開閉するのはほとんど不可能。
で、パワーウィンド化を考えよう。


アイディアとしては、毎度同じ、「ワゴンから剥ぎ取ってこよう!」として……。
まず、本当に付くのかどうか、比較検討をしてみましょ。


こちらはバン(手動窓)のドア周り。


こちらがパワーウィンドウ付きワゴンのパネル。


どうも、ざっと見ると、プレスからまったく同じモノっぽい。じつにそれっぽい。
で、まさか互換品か……? と思いつつ穴位置など計測したところ、これは完全に同じと見た。
サッシの形状は違うが、ブローニイとショートワゴンで、なんと
内側ドアパネルは(多分)まったく同一だ!
コストダウンの為かしら。にしても、有難い。やるな、マツダ。

とゆーワケで、物理的には「付く」と判断。あとは電気的な問題だが……、パネル内配線を追加するのは面倒だなぁ。

なんて思っていたら、なんとウィンド周りの配線は既設なのであった。
スイッチからコンソールまでの配線こそ無いものの、そこから先、ドアまでの配線はすでに走っている。
おまけに親切にコネクタまで付けてあるし、ヒューズも入ってると来らぁ。これは、意外に簡単に……?


  というわけで、いよいよ必要部品を引っ剥がしにかかりましょ。
←は、パワーウィンドウのイノチ、電動機付きパンタグラフ。

  あと、このほかに、
  • パワーウィンドウスイッチ、スイッチ取り付け台座(?)
  • ドア内張り(これもブローニイとショートワゴンで共通)
  • ドア内のモーターまで行くハーネス
  • スイッチからフロアマット下を通ってコンソール裏まで走っているハーネス

  を引っ剥がしちゃいます。

  外すとき、ガラスを落っことさないように注意。あらかじめ、ガムテープで
  サッシフレームにくっつけておきましょう。

あれ? リレーは? リレーは外さないの? それとも最初っからバンに付いてんの? 
と思った人、エラいです。
が、ボンゴにはなんとパワーウィンド用のリレーは無いのです。スイッチで直にウィンドモーターを断続するのです。ひぇー。


あとは、外したパワー仕様のパーツを、バンに組み込んでいきます。穴位置も何も、ぜーんぶワゴンと同じなので、
まず迷うことは無いでしょう。 ガラスを落っことさないように注意。

バンの内装にはレギュレターの穴があいちゃってますので、パワー仕様の内装に取っ替えます。
これがまた、ブローニイとショートワゴンでまったくコンパチブル。あぁびっくり。

で、完成。


取付後記

これで、走行中いつでも助手席窓が開閉できる、これで風が入れられる!
と喜んだのもつかの間、アタシ(管理人)は重度の花粉症のため、
これからの季節は、窓を閉め切って、内気循環で走らなければならないのでした。

ちくしょー、何のためにパワーウィンドウ付けたんだよぉ。
次はエアコンだぁっ。

(しかし、いまどきエアコンの無いクルマって……ふんだ。)

しかしまぁ、ブローニイとワゴン(ショート)って、ホント、あっちこっちで
おんなじ部品使ってるのね。


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