さて、タイヤの16インチ化、車検時のダンパー総取っ替えなどを経て、 ブローニイは足回りもワリとしっかりしてきました。 峠の下りに関しては、 |
写真はイメージです。 実際の商品とは異なるにきまってます。 |
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直線番長のクセに、コーナーはブレーキ踏んだまま曲がっていくみたいなオヤジが乗ってる某「グランツ」 |
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・ | ダンパーとスプリングが全然あってなくってバタバタ揺れて走ってるような小僧モドキの某「GT-S」 | ||
……なんかをアオれるくらいの力がついてきました。 ダートに関しては、 |
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・ | 高価な車に跳ね石で傷つくのを恐れてチンタラ走ってる某「WRX」 | ||
……なんかはもう、メじゃないですな。 |
仮想敵は、峠では不良中年が乗ってるようなぶち切れ某ツアラー、ダートでは専門学校生が乗ってるようなダートラ仕様の年中スタッドレスなスタタボ、あたりでしょうか……。
……って、ウソです。ゴメンナサイ。いくらなんでもかないません。
【閑話休題】
さて、スタタボを追っかけるような冗談はともかく、峠でヘタクソなスカイラインを追っかける位のペースで走っていくと、こと身体のサポートという面において、ブローニイのシートは呆れるほどの性能しか持っていません。左ターンのときは左膝をステアリングコラムに引っ掛けてぶら下がり、右ターンの時は左足をフットレストの無いクラッチ付近に突っ張り。
ダートを走れば走ったで、身体は飛んだり跳ねたり。とってもシビアなブレーキなんか踏めません。
ひとつのテは、シートそのものをバケットタイプに変更してしまう、というのがありますが、キャブオーバー故、シート裏はかなり奇っ怪な構造をしています。シートレールをどうにかしたにしても、シート位置が高くなりすぎるのです。疑う人はいっぺんやってみ。すげー苦労するワリに報われないから(涙)。
【実際の取り付け】
さて、例によって中古部品です。仕入れてきたのは「CMR」というブランドのもの。 いわゆる4本ベルト・3本アンカーの「4X3」と呼ばれる形式のものです。 もとが何のクルマ用だったかなんてのはもちろん知りません。 まず、前側(腰ベルト)のアンカー位置から決めていきましょう。 標準的な方法としては、フロアに穴をあけてアンカーボルト、というテもあるんですが、 |
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どうもブロのフロアは鉄板一枚だから強度的にちょっと怪しい。 | |
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右側はともかく、左側はエンジン上となって袋構造になってたり、一部鉄板が2枚重なっていたりするから、裏側にナットが掛けらんない。 |
で、毎度おなじみ発想の転換。というか貧乏人の発想。 | ||
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身体を抑えてくれりゃいい、事故った時の保護まで求めん! | |
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競技に出るワケでなし、多少のインチキは… (だいたい、JAFの認定車両になってるのかな?>ブローニイ) |
写真1 2箇所の白丸の中をご覧くださいな。 シート本体とシートレールの間に、なんと強引に トベルトを挟み込んでしまったんですね(^^;;;。 |
写真2 拡大図です。 左側のみベルト長が足りなかったんで、 解体車からギッてきたアンカーベルトを 使用して「延長」しています。 |
ところで、この時点で腰ベルトはカナリ前方に設置しないとだめなようです。肩ベルトで後方(上方?)へ引っ張りあげますから。
「腰」にかけるというよりは、「フトモモ」にかけるような気持ちでやる位がちょうど良いようです。
上の写真は微調整前なので、これだとちょっと後退しすぎてますな。(写真上側がシート前方。判るとは思うけど。)
ちなみに、左はサイドブレーキの根っこあたり。右もコレを基準に合わせるくらいでよかろう。
さて、次は肩ベルトです。こちらは非常にハナシが簡単。
手抜き工事第2弾。 |
【完成図】
左が完成図ですv(^^)。 |
【まとめと注意点】
とりあえず、ヒーターのスイッチに手が届きません(笑)。
リアワイパーのスイッチでギリギリです。
あ、そういえばこんな規定が…。
「 ……通常の運行において当該座席ベルトを装着した者がその
腰部及び上半身を容易に動かし得る構造のものであること。 」
(道路運送車輌の保安基準 第二十二条 第三項の五)
……ダメじゃん(笑)。
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…ところで、捕まった場合は「シートベルト着用義務違反」になるのか、それとも「整備不良車両運行」になるのか、どっちよ?