サウンドチューン  …6000円ウーハーの実力や如何に?

←が、今回購入したウーハー。

定価¥35,000 → 某店通常価格¥9,800 → お正月特価¥5,980 という恐ろしい値動きをしていたので購入。
チラシによると、「小型車に最適」とのこと。「小型貨物車(4ナンバー)」のブローニイには丁度いいだろう。ホントか?

ヘッドユニットのライン出力か、スピーカー出力に繋げばOKというモノ。出力25W×2。

で、実際に鳴らしてみたところ、まあ5000エン分くらいの音はする。
……だが、ハッキリ言ってボコボコなるばっかりで、ウルサイばかり。
聞くに堪えないとは言わないが……。

ところで、コレが定価で売られてるコトってあるんだろうか……?


上フタを外すとこんなカンジ。目玉焼き?
バスレフでもなんでもない、タダのハコ。
6.5インチのスピーカが1本。
黄身の部分は金属製。ツイーターじゃあるまいし。

裏フタを外すとこんなカンジ。
ちなみに裏フタは3ミリ厚ほどの鉄板で出来ていて、
どうやらアンプICのヒートシンクを兼ねているらしい。
見て判るように、スピーカーはダブルドライブ。

スピーカーが悪いっ!

で、実際にブローニイにセッティングして聞いてみる。
走行時の各種騒音(2.2リッターディーゼル、ブロアモーター、スタッドレスタイヤ)に負けないくらいまでボリュームを上げると、どうもスピーカー(ウーハーユニットじゃなく、その中のスピーカー本体)がアンプの出力に負けて、底付きをしているようなんだな。おっかしいなぁ、「小型車に最適」のハズなんだけどなぁ。

っちゅーコトは、アンプのパワーは余ってるんだから、スピーカーを良いモノに取っ換えてやればいいワケだ。というワケで、手持ちのスピーカーから適当なものを見繕う。条件は、
 
  1. どーせ隠れてしまうんだケド、やっぱ見た目がウーハー然としたヤツ
  2. 6.5インチ( ≒16センチ)
  3. ダブルドライブ

ってトコでしょうか。

で、今回使うことにしたのは、ナゼか偶々手元に転がっていたこのウーハー。
JVC製。やっぱカーステは「JVC CAR AUDIO」でしょ。
ホントはブローニイのリアゲートに4つくらい並べて埋め込もうと思っていたのだが……。

完成後はフタに隠れるのだが、メタリックブルーが見えないお洒落。

入手時の価格は不明だけど、モノは結構良いブツなんだよ。
ハッキリ言って、6千円ウーハーに組み込むのはもったいないくらいのモノなのだ。

(誰だ、「光らないの?」なんて言ってるヤツは!)

さて、スピーカー交換するぞ

左:ノーマル  右:JVC
のスピーカー。
で、口径の同じスピーカーが見つかったので、単純に取っ換えてやろうと思ったら、ここでアクシデントが。
なんと、JVCの方はさすが音が良いだけあって背が高い上に、フレームもデカいのだ。

というコトはケースの加工が必要だということだ。まあ面倒だが、仕方ない。


しかたが無いので、ケースと干渉する部分を現物あわせでテキトーにぶった切る。

この作業はおなかが空くので、ご飯をたくさん食べてから始めましょう。

 

にしても、ケースの高さが足りないので、仕方ないのでケースから浮かせてマウントする。
スキ間を空けたままだと音が漏れるので、発泡スチロールで密閉。ネジ穴はテキトーに見当つけて空ける。

右は、シールに使った棒状の発泡スチロール。
(厳密には「発泡スチロール」ではないケド)
基本的に建築資材で、コンクリの目地に使ったりするヤツ。
5mで数百円くらい。

あとは、フタを閉めて完成。但し、上フタはスピーカーと干渉して完全に閉まらないので、スキ間を空けたまま均等にネジを締めるだけにとどめておく。

完成。

さて、実際にスピーカー交換したウーハーを鳴らしてみると、これが元の状態とは段違い。
元の状態では100Hz以下が全然鳴っていなかったけれど、交換後はガンガン鳴っている。
あくまで、「6000円ウーハー」はアンプとケース代と考えて、スピーカーは好みのものを入れて鳴らしてみるとよいのでは……。

……さて、後はネオンを仕込むダケだ(^^; 。


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