ライトの揺れ止めステーを作るぞっ

さて、問題です:
さて、「ライトチューン2」は見てくれたかな? 見てないヒトは、そっちを先に見てね。見てくれたという前提で話を進めるよん。

で、そのフォグなんだが、路面の振動を拾って結構ゆれるんです。具体的には、マンホールを踏んだだけでも光軸がゆらゆらと。
で、IPFのライトステーを買って来てはみたケド、これが実はターンバックルになっていないタイプで、非常に使いにくそう。
で、「とある材料」を流用して、ライトステーを作ってしまいました。今回は、質、見た目ともに結構自信なので、作り方は後回しにして最初に完成図をお見せします。さて、「とある材料」は何か分かるかなぁ?



完成図その1(遠景)

ぶっといステーが、「いかにも強度あるよっ!」
ってカンジでステキ。


完成図その2(近景)

2段構造で、いかにも アクチュエーターっぽく 
「ちゅいーん」とか言って動きそうなデザイン。

どう? 我ながらカッコいいものができたと思うんだケド。いかがなもんでしょう。
まぁ、このテの「いかにも」な外観は好みの分かれるところだとは思うけどね。
それはさておき、コレは何で作ったかわかるかな……? わかった人はエラいぞぉ。 きっと、内装屋さんとか、「その筋」の人だね。

ヒントは……


写真1

このように、片側の先端は角度が自在。
真ん中の穴で、ボディに直接ビス止めができる。

クルマに穴あけるなんて、絶対いやっ! って人も、
コレだけ面積があるから、両面テープでもOKかもね。

写真2

このように、2段のパイプになっていて、途中でロック。
ドライバー1本で、簡単に長さが調整できる。

ライトは光軸調整を頻繁に(!?)しないとダメなので、
この方式は有り難いね。

この機構があったから、コイツを採用したのさ。

正解は:
さて、正解はコレです。


写真3 パッケージのラベル

この図で分かるかな?
本来は、カーテンレール用の部品です。
クルマとはなーんの関係もない、家屋内装用のもの。
ご覧の通り、1本620円。両側(2本)で1500円弱。
お手ごろ価格。

写真4 本来の使用例

普通、このように2本天井からぶら下げて、カーテンレールを吊り下げるのに使います。
「写真1」のところが、天井につくワケね。
病院の大部屋とか、学校の保健室で、ベッドの周りをカーテンが1周してるのを見たことないかな?

ちなみにアタシの知人は、これでライフル用の2脚(知ってる?)を作ったそうな。
意外なものの意外な使い道ってあるんだねぇ。

 


写真5.

写真5. 全景。
なお、ウチのブローニイに付けるには、ちょーっと全長が長すぎたので、5センチほどパイプを切断、長さ調節機構用のミゾを掘りなおして使いました。
ユニバーサルになっていない方の端(画面上側)は単にツブして穴があいているだけなので、テキトーに曲げて、フォグにつく角度にします。
あとは、ボディにテキトーに穴をあけてユニバーサル側を固定し、フォグのステー穴に反対側を固定して、光軸調整して終わり。実に簡単。



 


製作後記

最初にも書いたとおり、実はIPFのライトステーを買ってあったのじゃ。
が、これでいざ製作をはじめようとすると、一見ターンバックルに見えていたのが、実はターンバックルではなく、タダの長ネジだということが判明。
そうなると、光軸調整がエラくメンドーなコトになってくる。

んで、こりゃちょぉっとやりたくないなぁと現実逃避しつつ、別件でホームセンターをうろついていたら、このカーテン金具を発見。
確かにカーテン用の資材なんだけど、それに気づかずに、陳列してある前を通りかかった時には、「おお、コレこそライトステーになるために世に生まれてきた金具だっ!」と思いましたよ。アタシは。

ふっふっふ、常識にとらわれない発想が大切なのだよ。
……こら、だれだ、「常軌を逸した発想だ」なんて言ってるヤツはぁ。


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……C-3POごっこ。