出来上がってきた分解整備記録簿を見てたらさ、項目がいろいろ書いてあるのね。
まあ、フォーマットは各車種で共通なんだろうから、「スパークプラグの状態」とか「点火時期」とかって項目もある。当然、「ディーゼルにつき該当なし」ってコトが書き込んであるわけだ。
んで、順に見ていったら、「ハンドル・ロック装置の作用」という項目があって、チェック済みになっている。
……おっかしいなぁ、ブローニイのバンにはハンドルロック付いてないんだけどなぁ(^^;) 。
まあ、そんなイチャモンはさておき。
なんと、車検中にブツけられたのだ(笑)。 |
↑ ご覧のように、右リアフェンダーが、みごとにガバっと凹んでます。 夜間に撮ったので、チトわかりにくいかな? 見やすいように下からライト当てて、影を作って撮ってるんだが……。 |
↑ バンパーもざっくりイってるから、おそらく、バンパーから入って、フェンダー側へ抜けたんだろう。 |
ディーラーのハナシによると、ちょうど入庫した頃ディーラーの工場の改装をやっていて、改装業者のクルマが出入りしてたので、その業者が当てたんだろうというコトでした。
なんだか、笑い話だよねぇ、これじゃ。
もちろん、ディーラーで板金してくれましたので、サビサビのバンパーは新品になるし、傷だらけの塗面はモトよりキレイになるし。
……これも、事故成金って言うのかしら。
で、ぼろブローニイは前よりキレイになって帰ってきたので、めでたしめでたし。
……にしようと思ったのだケド。
なんと、板金中にハーネス焼かれたのだ(笑)。 |
で、板金が終わって納車されたブローニイ、気づくと、なんとテールランプがついていない。調べると、ヒューズが溶断している。ヒューズを試しに取っ換えてみると、ライトをつけた瞬間ものの見事にバッチリ切れる。 ふと思い当たることがあって、テールランプの配線が通っているところをバラしてみたのだ。 さて、右の写真を見てちょーだい。 ピンクで囲んである部分が炭化しているのがわかるかな? 上のような状態の凹みを板金するとき、イチバン手っ取り早いのは凹んだ部分を引っ張るコトです。けど、そんなのムリなので、実際には凹んだ部分に針金状のものをスポット溶接し、それをスライディングハンマーという道具ですこーんと引っ張り出します。 で、作業終了時にその溶接した棒は切り取ってしまいます。 おそらくその溶接をした際、たまたま溶接箇所の真裏にハーネスがあって、たまたまボディ裏にぴったりくっついて、ハーネスに熱が伝わったのでしょう。 んで、被覆が炭化して裸線状態になったワイヤーとボディか、もしくはワイヤー同士のショートでヒューズが溶断したんでしょう。 いやぁ、もうこうなったらホント、笑い話にしかならないねぇ。 けらけら。 |
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